農学なぜなぜ? 海の生きものにはどんな種類があるの?
 海にも生き物がたくさんいるんだね。
地球の表面の71%は海で覆(おお)われています。この大きな海に生息する生き物たちは、生活の空間や形によりさまざまな種類がいます。
ここでは、この海の生き物の種類について勉強しましょう!

 
<プランクトン>
海水の流れに従ってしか移動ができのが、海の浮遊(ふゆう)生物がプランクトンです。
プランクトンの仲間には、植物プランクトンと動物プランクトンがいます。植物プランクトンは、光合成をおこなう藻(も)などの小さな微生物(びせいぶつ)がそれにあたり、動物プランクトンは、動物の幼虫やクラゲなどがそれにあたります。
主に魚類のエサになり、水産学上、重要な役割をしています。
 
<ネクトン>
海水の流れに逆らって泳ぐことができるのが、海の遊泳(ゆうえい)生物がネクトンです。
ネクトンの仲間は、大部分が魚類ですが、泳げるエビやカニ、オキアミなどの甲殻類(こうかくるい)、イカやタコなどの頭足類(とうそくるい)、ウミヘビやウミガメなどの海産爬虫類(かいさんはちゅうるい)、クジラやアザラシなどの海産哺乳類(かいさんほにゅうるい)などがいます。
 
<ベントス>
海底で生活する海の生き物がベントスです。
ベントスには、海藻やイソギンチャク、アワビのように硬い岩に付いている生物やアサリやハマグリなどの二枚貝、ゴカイのように砂や泥の中に潜(もぐ)っている生物も含まれます。
また、巻貝(まきがい)やカニ、ヒトデなど海底をはい回る生物はもちろん、カレイやタラのような海底付近で生活する魚もベントスです。


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