国際農業工学22
担当教員: 溝口勝・荒木徹也 (農学国際専攻/国際情報農学研究室)
【講義】金曜日13:15-14:45 オンライン講義
出席カード-->https://forms.gle/zoUAwq4JtGrCbvdK7
【感想220506】
- 冷凍の媒体に使う気体は、過去にフロンガスの例があったように、冷却媒体としての性能だけでなく、生体や環境に与える影響も含めて総合的に正しく評価されたうえで選定する必要があること。
- 冷凍食品が塩を使わない保存として健康に良いということ。
- 冷凍機では圧縮機、凝縮機、膨張弁、蒸発器の4つの要素がサイクルになっているということ。
- コールドチェーンによって食のグローバル化が進んだこと
- フロン、代替フロン、アンモニアなどといった冷媒はいずれも何かしらの問題を抱えており、新たな冷媒を考える必要があるということ。
- 食品の冷蔵、冷凍技術が寿命にも影響を与えていること。
- 冷凍食品はある一面で健康に悪いものだという社会的なイメージがあるが、実際にはその普及と背景のコールドチェーンの技術が日本の平均寿命の伸長などにおいて食生活の向上に大きく貢献している。
- 冷凍食品の定義・条件
- 冷凍食品の普及が副次的に国民の健康水準の向上に寄与していること。
- 冷凍食品(コールドチェーン)の歴史は国により異なり、コールドチェーン自体が持つ意味合いも国によって異なる。
- コールドチェーン勧告は、食品の保存期間を延ばすという目的のみに限らず、日本人の食生活を健康的なものにするためという目的があったということ。
- モントリオールプロトコル上ではオゾンホール問題は終わったわけではないということ
- 冷凍技術が人間の食品の保存、流通に革命を起こしたということ
- 日本人の平均寿命が伸びたのは、医療が発達したからだという理由が注目されがちだが、コールドチェーンの発達による塩分摂取量の減少という要因があることは初めて知り、重要な視点だと思った。
- 食品冷凍技術について自分自身はあまり考えたこともなかったが、安全で充実した食生活のためには欠かせない技術だと思った。
- 冷蔵庫の原理については軽く聞いたことがあったが、コールドチェーンが発達する可能性の指標としてスーパーの利用率を使っているのは面白かった。
- 冷凍技術の発展が、食生活パターンのみならず健康寿命まで影響したこと。
- 冷凍輸送の発展が与えた影響について
- 冷凍技術は食文化、寿命にまで影響を及ぼしたということ。
- 保冷、冷凍技術の進歩により、長距離の食品の輸送が可能になったこと。またそれによって食のグローバル化が進んだと考えられること。
- コールドチェーン勧告、それにともなうコールドチェーン、冷蔵庫、冷凍食品の普及が社会にもたらした影響
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大学院農学生命科学研究科・農学国際専攻
東京大学
Last Update 2022/5/6