国際農業工学22
担当教員: 溝口勝・荒木徹也 (農学国際専攻/国際情報農学研究室)
【講義】金曜日13:15-14:45 オンライン講義
出席カード-->https://forms.gle/zoUAwq4JtGrCbvdK7
【感想220520】
- 海外で農業開発に携わるにはまずやる気、そして次にそれを支える体力が必要であるということが中村哲さんの動画を通して理解できた。
- 私は海外で農業開発をするには、現地語と必要なことを発見し新たに学ぶバイタリティが重要だと思いました。
- 農業工学の知識のみならず、現地語やそもそもの現地人との信頼関係などのコミュニケーション術を身につけることも農業開発では重要であることを改めて認識した。
- 国際農業開発の世界でも、理論だけに頼るのではなく足繁く通うなどの泥臭い人間関係が一番重要だと言うこと。
- アフガンの人々の命を救うためにはまず水を整備することが重要であり、その実現のためには現地の人々との密なコミュニケーションが鍵となるということ
- 農業インフラの重要性。失敗の重要性。
- 国際協力をするためには、何度も現地に足を運び、現地の人々の信頼を得ることが大切だということ。
- 中村哲医師の生き方にとても驚かされた。医師という立場を捨てることもそうだが、そこから実際に用水路を作ってアフガニスタンの農業支援ができるまでに様々な勉強と実践を行ったことは、容易くできることではない。その行動力と信念はとても参考にしたいものである。
- 自分のやると決めたことをやり通す意志と体力(中村医師)
- 知識ももちろん大切であるが、それを実際に現場で用いるには、現場に赴き状況を理解すること、現場で受け入れてもらうこと、現場の人々のことを考え必死に行動することが重要である。
- 土木事業の成功には技術的側面とコミュニティ的側面のどちらもが揃う必要があり、それは簡単に頭で考えてぱっとできるものではなく、ときに泥臭いものである。
- 海外での農業開発には現地の人々に対する謙虚な姿勢と熱意が不可欠であるということ
- 農業開発には現地での人望と人脈が不可欠であると思った。
- 海外で事業を行うには地元の信頼を得ることが必要不可欠
- 知らない国のために水路を作る人がすごいと思った。
- 中村哲さんはただ偶然でその地域に医師の仕事として出向していたからアフガニスタンとかかわりを持つようになったが、そこで問題を見つけ自分で問題解決に行動するという意識がアフガニスタン北東地域を救う結果となった。その精神は日本にいようが海外にいようが大事にすべきだと思う。
- 何か大きなことを達成するには人を巻き込むことが重要である。
- 治水事業などの農業に関連した大規模事業と、地域との関わりについて。地域の人々と農業の関わりに興味があるので、風土を生かした整備についてもっと知りたいと思った。
- グループディスカッションで中村先生についての感想を他の人からも聞いたが、やはりみんなを巻き込む力や、本気にさせる力、など学ぶところが多いと思った。知識人であると同時に、現地の人を動かす力のある人に私もなりたい。
- 異国の地で何かを成すには熱意と体力が必須
- 医者としての仕事だけでなく、それとかけ離れた水路の確保に注力したことがとてもすごいことだと思った。自分の専門だけでなく俯瞰的に物事を見て本当に重要な部分に向けて動くということは今後自分にとっても重要だと思った。
- 中村医師が作った用水は、農業を可能にして食料資源の生産につながっただけではなく、防災機能も備えていたことで洪水から多くの現地人を救うことができた。農業インフラの多面的機能を考慮した建設が重要であると感じた。
- 机上の空論を無理に現実に当てはめようとするのではなく、実際に携わる問題の渦中にいる人の話をよく聞き、その人たちの課題ベースで取り組む内容を決定していくことが重要であるということ。
- 頭でっかちにならず、大きく失敗して、知識や学問だけではなく、現場や実務を知ってみるべきこと。
研究室のトップページ
大学院農学生命科学研究科・農学国際専攻
東京大学
Last Update 2022/5/20