環境修復学22@岩手大学

担当教員: 溝口勝(東京大学)

【講義】2022/10/26-27
時限:水3,4,5コマ, 木1,2コマ


【講義の質問・コメント】

水3コマ

  1. 本講義の仕組みについて確認できた。農業とIoTの関係性を考えるとき、それの実用化の上で費用対効果を考慮しなければならない。実用化のための手法についても学びたい。
  2. 講義の最初に見せていただいたわくわくグラフが印象に残った.好奇心を忘れないことが新たな知見,発見につながるのだと思った.また,農業のIT化を進めるにあたって,農業従事者の多くが高齢者であり,コンピュータなどの操作に不慣れであることが課題につながると考えた.
  3. 他の講義では農業従事者をどうすれば増やせるかについてよく考えていました。農業IoT化が進めば、農業に魅力を感じる人が増え、従事者が増えるというサイクルが出来ると思いました。
  4. デジタル田園都市構想が以前より画策されているのは既に知っていたが、その恩恵が岩手県の農村にまで波及しているのかは、未だに感じられない。私の出身地である一関市本寺地区は1000年前から水路や圃場の形状が変わらない水田で耕作を行っている。そのような背景から、情報基盤整備による作業の効率化は急務であると感じているが、未だ計画の枠組みさえない。今回の講義を通して、情報基盤整備の理解を深め、自身がプレーヤーとなるために努めていきたい。 "
  5. 農業農村地域におけるDXはどんなものが成されているのか気になった。映像業界のDXの例としてはTSUTAYA、ゲオ等のレンタルビデオ店が主流だったが、現在はネットフリックスやHulu等のストリーミングサービスが主流になっていることがあげられる。農業農村地域におけるDXは想像がつかない。 環境修復学とはあまり関係ない話にはなるが、酔文学と痴酔学がどんな学問なのか気になった。「酔」という文字が入っているから漠然とお酒が関係している学問ではないかと想像した。"
  6. 地元が福島県なので、IoTを利用した農業復興が行われていると知ることができてて良かった。IoTを使用した堆肥の話に興味がわいた。
  7. 最後の俳句が印象に残った。パソコンなどの電気用品やネットワークを必要とするものは、動かすもとがなければ意味を見出しにくいと感じた。現状を正しく客観的に判断することは必要だと思った。
  8. 情報系のことは苦手意識があってなんとなく避けてきました。しかし、社会の流れを見るとあきらかに農学も工学も関係なく情報化・スマート化が進んでいるので、もう観念して向き合おうと思います。また、震災後の福島の農業について、地元でもともと農業を営んでいた人と、福島をフィールドにスマート農業や汚染除去について研究を進める研究者との間でトラブルはなかったのか気になります。 "
  9. 農業系ポッドキャストで農家の方が、農業IoTは現状としてあまり効果的なものがないという旨を話していたのを聞いたことがある。そこで話されていた内容は新技術、新製品だと紹介されていても、対して作業が楽にならないという声だったように記憶している。開発者と現場の農家との間でニーズが合致していないというのが大きな問題であると感じた。 今日のお話しで触れられたように、情報工学系研究者との連携や、点と線そして面の考え方、中山間地域での情報インフラ整備の3点から現場のニーズに近づけることがIoTをはじめとした情報基盤整備には大切なのだと感じた。"
  10. 農業技術は昔から少しずつ進歩してきて今もIotを利用したスマート化が進んでいるようですが、これで農業技術が頭打ちなのか気になりました。もしスマート化が完全に定着したとしたら次の展望などはあるのでしょうか。
  11. 農地整理は現時点では終わっていて、これからは保全管理、今ある農地を状態よく次世代につなげていくことが必要であると感じた。また、中山間地域にネットワークを展開していく必要性がスマート農業の視点から感じられた。スマート農業は機械化し労力を軽減することで、農家さんの負担を減らすようにしているのか、そもそも人材不足を補うために開発されているのかが根本的に気になった。スマート農業が開発されてしまえば、農家の必要性はあるのかと考えてしまう。また、中山間地域のネットワークの設置は、都市部に比べると需要は低いように感じられるが、実際は世間的にスマート農業というのはどの程度注目されているのか気になった。
  12. 工学系と農学系の溝を埋める農業IoTの重要性を知ることが出来た。農学系に工学系の知識を増やす講義を受けているが、工学系に農学的知識を増やすような講義はあるのか知りたい。
  13. 農業IOTについて名前だけは知っていたけど具体的にはオンラインで管理して手間を減らすぐらいしか思っていなかったので今回の授業で何となくだけど知ることが出来てよかった。
  14. これまでにスマート農業は必要であるということは何度も聞いたことがあるが、情報通信技術の最先端の研究を知ることができた気がする。また、農業に情報通信技術を取り入れるということは、農学と工学を融合することになり、農学が工学を取り入れる必要があるとおっしゃっていたため、農学の将来を考えた上で情報通信技術についても学んでいきたい。また、東北農政局のインターンシップでICT技術を農水省の事業として取り入れようとしている地域もあり、岩手県にスマート農業が当たり前のように使われるのも時間の問題かなと思った。
  15. デジタル田園都市構想という言葉を初めて聞きましたが、地方と都会の縮めていくことは大切なことだなと思いました。
  16. 農業は長い歴史の中で排水技術・機械化などの発展により農業基盤整備が整えられ、現代では農業農村インフラの管理の省力化・高度化が重要視される情報基盤整備が進められており、これからは農業IoTを全ての農業従事者が利用出来る仕組みを作ることが大切だと学んだ。 "
  17. 今後の人生で20代の大学時代を超える楽しさは感じられるのだろうかというのは、以前から考えていた。自分から行動して「前より楽しい」と思えるような人生を歩みたい。 農業IoTは、農業に対してどれくらいのメリットがあるのかを示さなければ更なる普及は見込めないと感じる。どこまで農作業を便利にして良いかの線引きも難しいと思った。"
  18. 講義始めの先生の人生についてとても濃い人生であり、常に新しいことに対して期待を持っているように感じた。スマート農業について、大規模にスマート化を進めるには農林水産省が取り組んでいるように農業のインフラ整備に尽力しなければならないと感じた。また、個人の努力だけでなく、地域全体の農家が協力して光ファイバーや無線基地局の情報通信施設の整備を進める必要があると感じた。スマート農業を進めようと国をあげて取り組んではいるが、エネルギーの価格が沸騰している現世界状況で逆にスマート化で農業のコストが増え、農家の儲けが少なくなるのではと疑問に思った。
  19. 農業は長い歴史の中で排水技術・機械化などの発展により農業基盤整備が整えられ、現代では農業農村インフラの管理の省力化・高度化が重要視される情報基盤整備が進められており、これからは農業IoTを全ての農業従事者が利用出来る仕組みを作ることが大切だと学んだ。
  20. 農業農村地域におけるDXはどんなものが成されているのか気になった。映像業界のDXの例としてはTSUTAYA、ゲオ等のレンタルビデオ店が主流だったが、現在はネットフリックスやHulu等のストリーミングサービスが主流になっていることがあげられる。農業農村地域におけるDXは想像がつかない。 環境修復学とはあまり関係ない話にはなるが、酔文学と痴酔学がどんな学問なのか気になった。「酔」という文字が入っているから漠然とお酒が関係している学問ではないかと想像した。

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Last Update 2022/10/26