農学なぜなぜ? 人間と昆虫は、仲がいいの悪いの?
 ボクらは仲良しさ!
みんなにも気が合う友達もいれば、チョット合わない友達もいるよね。
ボク達の周りには、いろんな昆虫がいますが、昆虫にもボク達と相性のいいものや悪いものがあります。
さて、どんな昆虫と仲良く出来たりするのかなぁ?
人と相性の合う昆虫やそうでない昆虫について、勉強しよう!

 
<人に有益な昆虫、益虫(えきちゅう)>
昆虫が人の役に立っていることは多数あります。植物の果実を作る受粉は、ほとんど昆虫によるもので、果物などを含む農作物に欠かすことができないものです。また、ミツバチは、植物を受粉させるだけではなく、ハチミツを作ります。ハチミツは、人にとって、古くから収穫され続けてきた農作物の一つです。その他、昆虫から直接収穫できる産物は、カイコ蛾(が)の幼虫がつくる繭(まゆ)からとれる絹糸(きぬいと)などがあります。
また、別の役割をする益虫(えきちゅう)は、木を枯らすなど人に害を与える虫を食べるものや、糞虫(ふんむし)などの牛の糞(ふん)を掃除してくれる昆虫もいます。

恐ろしい虫もいるんだね。
<人に有害な昆虫、害虫(がいちゅう)>
有益な昆虫とは逆に、人や農作物、家畜などに害を与え、大きな被害(ひがい)を与える昆虫もいます。毎年、多くの農作物は、害虫(がいちゅう)に食べられ何億円にも上る被害が出ています。
また、害虫(がいちゅう)は、人や家畜の生死にかかわる病気を運んできます。有名な病気のマラリアや日本脳炎(にほんのうえん)は、蚊(か)によって伝染(でんせんjしますし、ハエの一種のツエツエバエは、牛のナガナ病や人のねむり病を引き起こします。

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