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海の中には、たくさんの生物がいます。 そのお魚たちの生活は、陸で生きている人間とは、いろんな点で違います。 いろいろなお魚たちの体のつくりや生活の習慣を学んで、みんなと、どこが違うのか発見しよう!
<魚の体の点線>
魚は、朝から晩までかなり速いスピードで海の中を自由に泳いでも魚同士がぶつかることはない。これはどうしてだろう?
魚の体には、頭部から尾部にかけて点線があります。これは、「側線(そくせん)」と呼ぶ感覚器官(かんかくきかん)です。
この側線(そくせん)により、水の流れや震動など、外界の変化を感じ取ります。人間で言えば、「耳」の働きをしているものです。ふつう魚には、側線は両側中央に1本だけありますが、ニジョウサバには、2本、アイナメには、5本もあるなどさまざまです。
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<魚の眠り>
魚にはマブタがないから、一見、眠っているかどうかわかりません。ではいつ眠るのか?
魚には、昼間眠るのと夜眠るタイプがあります。夜行性のヒラメ、カレイ、ウツボ、アナゴは、昼間眠っており、ベラ、メバル、イシダイ、カワハギなどは、夜になって眠ります。
また、眠り方もさまざまで、ベラやヒラメ、カレイは、砂に体をもぐり込ませて眠るし、マグロやカツオなどは、泳ぎながら眠る。タライやキスは、横になって眠り、イシダイは、岩の間で眠ります。
<トビウオ>
トビウオは、魚としては珍しく空を飛ぶ魚です。
ふつう飛べる距離は、100〜200メートルぐらいですが、風に乗ると300〜400メートルも飛びつづます。飛んでいるのは、海上5〜6メートルのところを時速50キロと言われていますが、観測記録によると世界記録は、高さ10メートル、滞空時間最高42秒といわれています。
ではなぜ、飛ぶのかというと、水面近くを泳いでいて、マグロやシイラなどに教われた場合、危険から逃れるために飛ぶといわれています。
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