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1998年の世界人口は、約58億人です。現在、毎日27万にずつ、一年間で1億人近く増えています。
人口が急激に増え始めたのは、人類の歴史の中でもつい最近のことで、2000年前の世界の人口は、およそ800万人と現在の神奈川県の人口とほぼ同じぐらいでした。
どうして、こんなに人口が増えたのか、みんなで勉強しましよう!
<人口の増加の時期>
世界の人口が爆発的(ばくはってき)に増え始めたのは、農業の生産が安定した17世紀半ばです。一気に5億人になりました。
それから、19世紀半ばには、倍の10億人を超え、そして、20世紀後半に医療技術(いりょうぎじゅつ)の普及(ふきゅう)により死亡率が低くなり、現在では6倍近い約58億人となりました。
このままいくと2050年には、78億〜128億人までの間で人口が増えるといわれています。
<地域別人口増>
地域別に人口が増えている地区を見ると、アジア、アフリカ、中南米が圧倒的に多く、特にインドを含む南アジアとアフリカで人口がふえています。
現在では、2040年ごろには、インドの人口は中国の人口を追い抜くといわれています。人口があまりにも増えることは、各国の問題だけではなく、地球上のすべての人々に関係する問題です。
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