農学なぜなぜ? 食べ物が足らなくなることってあるの?
 食べ物は大事にね。
私達の周りには、食べ物があふれています。でも、世界の中には、食べ物が足らない地区もあります。
現在、地球上の人口は増えています。はたして、地球上に人間みんなが食べるだけの食べ物は、十分あるのでしょうか?
さあ、みんなも一緒に勉強しよう!

 
<世界の食糧>
農業技術の発達により世界の食糧は、計画的に作ることができるようになりました。
しかし、国ごとによく見ると、食糧のあまっている国やたりない国があります。
これは、国により人口の増加や減少、自然環境の変動などさまざまな原因により、人口と食糧のバランスがとれないからです。これらの問題は、世界的食量問題として、多くの国で研究されています。

人間はいろんなものを食べるよね。
<主な穀物(こくもつ)>
世界中の人々が食べる食糧は、小麦、米、トウモロコシが全体の半分前後をしめています。その他、キビ、モロコシ、オオムギ、エンバクなどにが、約10%をしめています。
このように多くの穀物(こくもつ)が人間の主食として食べられています。また、人間がはじめて栽培(さいばい)したのは小麦とされています。1985年には、世界で年間約5億tの小麦が生産されています。
また、米の90%は、中国、インド、日本、バングラデシュ、タイ、インドネシアなどのアジアで作られていて、主食とされています。
 
<動物性タンパク質>
食べ物の中には、動物からとることのできる食べ物があります。これを動物性タンパク質 といい、肉、魚、タマゴ、乳製品があります。タンパク質は、植物性もありますが、おも しろいことに、ウシのタンパク質(肉)0.5kgをつくるのに、ウシは植物性タンパク質(草) を9kg食べます。

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