国際農業工学24

担当教員: 溝口勝・荒木徹也 (農学国際専攻/国際情報農学研究室)

【講義】金曜日13:00-14:45


【5月3日の講義で重要だと思ったことを 1 つ挙げてください。】

  1. コーヒーの濃度は3%ほど
  2. 食料流通においては、「無駄」の発見が重要になるということ。
  3. もみすりまで農民がしていたのは日本だけ。
  4. 籾摺りが、日本独自のものであったということ
  5. 玄米流通は一見非合理だが、意義もある
  6. 籾摺りを市場に流通する前に行うか、流注業者が行うかによって違いがあり、単に技術的な理由だけではなく、多様な理由によって成り立っていること。さらにそのことが江戸の農民の地位にも影響を与えていること。
  7. 食品の流通は一見同じように見えるものでも流通のしやすさや販売の形が変わること。
  8. 賞味期限と消費期限の違いを初めて知った。世界の人口を養うには大量の食料が必要だが、無駄なく世界へ提供するためには様々な加工技術があること。
  9. 日本と外国の精米方法には違いがあって、日本は日本特有の性格があること。「食」に興味があるため興味深いと感じた。
  10. 食糧廃棄の問題は先進国を中心に取り組むべき大切な問題だと思った。
  11. 籾摺りをどこの過程で行うのかということ自体、今まで考えたことがなかった。農業には多くの製造過程が含まれており、その複雑さは新規就農者数が減少していることの一因であるとも考えられる。製造過程の集中や拡散が農業に与える影響を考えるという視点が面白かった。
  12. 飽食の日本において、いかに食べ物の無駄を減らすか、というテーマが心に響いた。農業工学にはあまり興味がないかもしれないと思っていたが(溝口先生すみません)、食べ物が充分にあることを想定し無駄を無くす研究をするというのはとても面白そうだと思った。
  13. 農業工学という分野も幅が広く、農作業以前の農業基盤整備だけでなく、ポストハーベストの技術も深まれるということ
  14. 技術的面からみて籾摺は分散処理より集中処理の方が便利であり、貯蔵も輸送も籾の方が有利である。
  15. 籾摺りを農家が行い玄米として流通させるという日本特有のコメ流通形態は日本の農村や稲作に大きな影響を与えてきたということ
  16. 色々ディスカッションとかをするのかと思って来たら普通の講義でちょっとガッカリしました。ごめんなさい
  17. 純技術的に見れば決して合理的ではない玄米流通が日本では長く続いているように、技術的に合理的なシステムが必ずしも残るというわけではないこと。また、鎌狩りによって零細農民が打撃を受けたように、技術の進歩は例外なく誰にとっても良いものではないということ。
  18. -18℃以下だとどのようなウイルスや細菌も増殖しなくなるということ。
  19. 日本の精米過程の特徴。
  20. 食品を食卓に届けるまでに様々な保存方法が用いられていること。
  21. 農民が籾摺りを行うか否かによって農業技術の発展や農家と商人の関係性が大きく変化する。
  22. 日本は籾流通ではなく玄米流通を選んだことで農民にとってメリットがあったということ。
  23. 普段口にしているものがどのような過程を経て食卓に届くかを全然知らなかった。そして、それらについての理解を深めることが重要だと思った。
  24. 日本は籾流通ではなく玄米流通を選んだことで農民にとってメリットがあったということ。

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大学院農学生命科学研究科農学国際専攻
東京大学

Last Update 2024/5/5