環境修復学24@岩手大学

担当教員: 溝口勝(東京大学)

【講義】2024/11/1
時限:木3,4,5コマ, 金1,2コマ


【講義の質問・コメント】

金2コマ

  1. 原発事故後の活動について色々知ることができた。13年間で体重が13kg増えた話は一番驚いた。
  2. 原発での立ち入りと聞くと専門の技術をもった方で進めるイメージで調査、研究の一環で入れるのか気になったので、事情を説明したら入れてもらえたということで納得しました。
  3. 第5回目の講義では、2年生の時に土壌物理の講義で福島のセシウムの土壌除染についてお話を聞いたが、前回とは違ったお話を聞くことができた。私が興味を持ったのは、飯舘村での活動だ。飯舘村の村長とICTを用いたスマート農業を展開していくことにとても驚いた。
  4. 震災時にわくわく度が高いのは世間的にはよくないのかもしれないが、みんなが落ち込んでいる中わくわくしているのは自分と違う感性で面白いなと思った。
  5. 東日本大震災からの復興の話を専門家から聞く機会はなかなかないため、興味深い話だった。また、自分たちが普段学んでいる分野が実際にどのように生かされているかを感じることもでき、自分の今後の人生に自信が持てたと同時に、先生が精力的に活動されているのを見て自分もどんどん行動を起こしていきたいと感じた。
  6. 福島復興のために様々な取り組みがあることを知った。その土地で特産物を売り出すことは知名度を上げることや地域の人たちが協力できるといった点で良いことだと思う。
  7. 原発で現地に入ったとおしゃっていたが、その後、放射線による健康被害は全くなかったのだろうか気になった。
  8. 今回の講義で印象に残ったのは、被災後の地域である飯舘村に実際に現地調査に行った話である。ただ研究室に篭もるのではなくやはり問題は現地で起こっているため現地での調査は重要だし、よりわくわくを感じるのだと思った。
  9. 高齢の方でもスマート農業に対して積極的なことに驚いた。
  10. 飯舘村が震災から現在に至るまで発展を遂げたのは技術導入だけでなく、地域の外からの人々と住民の交流の両方があったことが大きな要因であると感じた。
  11. 放射線量がかなり多く表面部分を削り取って埋めているという場所が、毎年の計測で深さ別セシウム量が自然減少していると話していたことに驚いた。かなり時間がかかるという内容で触れていたが、わずかでも有害なものが自然にまぎれていくことに環境の循環を感じた。
  12. 去年に引き続き福祉までの除染の話と地域貢献のお話であったがその話の中身はどれも興味深いものであった。これからの農村では通信インフラも整備する必要があると最初の講義でおしゃっていたが、この村での例を見るとその便利さがより分かった。
  13. この講義を聞くことが2回目であったが、新たにしる内容が多かった。年間数十回も村に訪れていることに驚いたし、村長が溝口先生を頼りにしている事が伝わった。しかし、まだ専門の人がいないとIoTは普及しないものであり、マニュアル化はなかなか難しいのかなと感じた。
  14. 溝口先生のわくわくグラフを見て、だんだんとわくわく度が上がっていった点が印象に残りました。また、飯館村の八十を超えたご老人がIPADを使いこなしているという例を聞いて、今まで老人には最先端の技術に対して抵抗があり、使えないのだろうと勝手に思っていたが、実際に使いこなしている例を知り、驚いた。これから先に、老人の方々に最先端の技術について説明し使っていただく機会があるかもしれないが、その時はこの例を思い出して頑張ろうと思った。

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大学院農学生命科学研究科農学国際専攻
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Last Update 2024/11/14