環境修復学24@岩手大学

担当教員: 溝口勝(東京大学)

【講義】2024/10/31
時限:木3,4,5コマ, 金1,2コマ


【講義の質問・コメント】

木4コマ

  1. ディスカッションにより三コマ目の講義で疑問に思っていたことを解決することや、自分たちはこれからの農業をどのように考えて動いていったらよいかを考える良い機会となったと思う。
  2. 日本では、スマート農業の活用先として大規模農業に力を入れてしまうと、オーストラリアや欧州に太刀打ちできないとあるが、なんとか太刀打ちできるような手段はないのだろうか。また、日本の食料生産に貢献できるという面では、大規模農業に力を入れるのが効率的だと思うが、今の日本の状況では、食料生産よりも家族経営の農家に力を入れ、多様な農家を育てることが優先されるべきことなのか疑問に思った。
  3. 私たちのような若い人が積極的に意見を言ったり行動したりしないと日本が廃れていってしまうかもしれないということがわかりました。
  4. 第二回目の講義で、グループや個人の質問に対して溝口先生の考えを聞くことができた。面白いと感じたことは、日本のスマート農業化に対して農研機構が具体的な対策を講じていないことだ。日本にスマート農業をする技術があっても、それをする国の政策が全くお追いついてないと考える。
  5. スマート農業が活用された未来はアメリカのような大規模農業になると思っていたので家族農業を支援するスマート農業を目指すべきだというのが不思議だったが、大金持ちになりたいわけではないという話を聞いて、人が関わるものは効率だけを気にして目標を設定するべきでないんだと思いました。
  6. スマート化と謳っているだけの日本は日本の農業を軽視しているような印象を受けた
  7. これからの日本は私たちが頑張っていく必要があり、答えがない問題に対して積極的に関わり、自分達の過ごしやすい環境を整備していくことが大切である。また、最後のコマンドについてはとても参考になった。デバイスが悪いのか通信環境が悪いのかを知ることができるのは今の情報社会で生きていくうえで重要であると感じた。
  8. 疑問に感じたことに回答をいただけて良かった。他の班の質問について、一度自分の中で回答を考えてみることで自分の考え方の穴を認識することができた。
  9. 現場での農業とスマート農業が結びつけばいいと思い、そうした関係を結びつけるプロバイダのような人がいたらいいという意見は納得できる。しかしそれはそれは農村振興を図る役員の役目でもあると感じ、矛盾が生じているとも感じた。
  10. 日本における情報通信インフラの整備がスムーズにいかない理由を学び、納得がいった。まずは省庁の縦割り行政から見直さなければならないだろう。
  11. ブータンが幸福度ランキング上位から消えた理由として、インフラ整備が行われて他国の情報が入ってくるようになったことで自国の貧しさを知ったということがあげられていて、日本も同じようなことをしているのかなと思った。他国と容易に比較ができるようになったことで、自国の順位に囚われすぎてしまっているのかなと思った。競争に勝つことよりも重要視するべきものがあるのではないかと思った。
  12. 若者が意見を積極的に言うことが大切だと学んだ。上の人に意見を言うのは怖いと感じるが、少しずつ言えるようになりたいと思った。
  13. 日本のスマート農業の展望や、農業IoTの現状について質問も含め理解を深めることにつながったと思う。
  14. スマート農業が進んでいない理由として農政局の怠慢や農機具メーカーの利益独占の思惑が挙げられており、今後はこれらに頼らずにスマート化を進めていくことも考えなければいけないと感じた。自分はWi-FiカメラとポケットWi-Fiを活用した小規模農家を対象とした簡易的な遠隔管理機器の開発など農業用ではないが、市販の資材を活用して日曜大工くらいの感覚で各農家が自分の農地の規模や作物に適した技術導入を進める動きが広まれば面白いと考えた。
  15. スマート農業の現状について自分なりに考えて意見を持つことができたと思う。他の人の意見も聞くことで考えの幅を広げることもできてよかった。
  16. 今回の講義でコマンドプロンプトというプログラミングの一種のようなものを学んだ。これをうまく使いこなせれば、スマート農業の流れも自分で開発できそうである。
  17. (回答しましたが、反映されていなかったので再送します。) 農水省の柱が食料生産と農村振興の二つであるが、農村振興の方はあまり力を入れていないと聞き、こちらにも力を入れるようにしないと正しいスマート農業にはつながらないのではないかと考えた。

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大学院農学生命科学研究科農学国際専攻
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Last Update 2024/11/14