東京大学 大学院農学生命科学研究科 アグリコクーン講義「国際農業と文化」

国際農業と文化ゼミナール2022


このページは、受講生のレポートを共有することにより、講義を単に受けっぱなしにせず、自分の考えを主体的に表現し、自分とは異なる視点もあることに気づくことで、より深みのある講義にすることを目的に作成しています。

1日目2日目3日目2022トップページ

Q1-1.溝口教員の講義で重要だと思ったことを 1 つ挙げてください。

    "
  1. 利根川水系変化の日本史がわかりました。 土地改良の事業も様々の方、例えば、農民や政府や民間団体、の協力が必要があります。 アジアに農業が先進で、稲作が多く、人口も多いため、用水量が高くなる一方、使えない土地面積も広い、将来食糧問題になるかもしれません。 湿潤地域と乾燥地域の灌漑目的が異なります。てっきり湿潤地域の灌漑がいらないと思っていた。"
  2. 水が農業には必要だが、その水があるという状況が当たり前の状況ではない。その意味で降雨量の多い日本は恵まれている国だと言えるが、その基礎を整えるために長年に渡っての土地整備が行われてきた。
  3. 文明と文化の違いの話と、日本の灌漑管理システムの特徴の話が印象に残った。灌漑というのは、ハード面だけ見ると「文明」に属するように思われるが、日本の土地改良区やバリ島のスバックなど、運営(ソフト面)に注目すると「文化」にも属するような気がした。普遍性と個別性を持ち合わせているようで興味深い。
  4. 私が授業で驚いた点は日本では何不自由なく使える水というものが世界的に全体としてみたときに不足しているというところでした。
  5. 地域の特性に合わせた灌漑方式の多様性が持続的な水利用を考える際に重要であるということ。
  6. 農業を営むためには何も必要ないように見えて、好適な水条件・土壌条件が必須となっていること。
  7. 農業に使用できる水は大変貴重であると思います。
  8. 文化は不条理なものであることを認識しました。そして、人が都市に集まっているにも関わらず、世界の一人当たりの耕地面積が減少していることを知りました、灌漑農業の重要性を知りました。そして、古くからの文化と水の管理が結ばれている所があり、先人の知恵が文化にこもっている事を改めて認識できました。
  9. その土地の気候や環境に合わせて穀物の選択や灌漑の方法が模索されてきたこと。
  10. 日本は農業の従事者の後継ぎがいないために農業の拡大が難しいこと。
  11. 農業が出来る環境を整えるのに科学的な技術のみならず、行政や住民の連携がとても大事なのだと感じた。
  12. 限られた水資源の有効活用を考える重要度が上がってきていること
  13. 灌漑の方法は地域によりかなり異なること。乾燥地域だけでなく、湿潤地域でも灌漑が必要であること。
  14. 世界のかんがいの多様性
  15. 有限資源であり、我々の生活に必要不可欠な水に関して、農業生産の地域特性や、気候などによる灌漑の多様性をもとに多面的に考えることが、これからの水資源の持続的、循環的な使用のために重要だと思った。
  16. 実際にフィールドワークを行うと、今までの自分の視点と現地の人との視点に相違があることがよくあるという、溝口先生のお話を聞いて、フィールドワークを実施することの大切さを感じました。
  17. 水使用量が増加している中、農業において持続的なかんがい水の建設や、国と地域にあった多様性のあるかんがい水のシステムがとても重要
  18. 農業基盤という言葉について、聞いたことはあったが改めてその内実を考えてみたことはなかったので印象に残った。日本では当たり前のように大量の米や野菜、果樹が作られ、場所によって向き不向きはあれど農業にとても適している場所だと思っている節があったが、実はそのままではそうでもないということや、人間が歴史的にそのような環境に作り替えてきたという経緯があって初めてそのような基盤が出来上がっているということがわかった。弥生時代から連綿と続けられてきた水田のように、人工的な農業開発は何でもかんでも環境破壊的なものではなく持続可能的にできるということもヒントに、これからの開発を考えていくことが重要だと思った。
  19. 灌漑が行われる面積が増えて、収量も増えていった
  20. ハチ公
  21. 灌漑は農業にとって優れた技術であり、湿潤や乾燥地域で目的が異なるが、世界では灌漑耕地面積を増やすことで穀物生産量が増えている。特に水田灌漑は、持続性の高い優れた農業方法で、健全な水循環機構を作る。しかし、灌漑のやりすぎで塩害被害が出た文明もあるため気を付ける必要があることが重要だと思いました。
  22. 田植え後や収穫後の祭りが「文化」として存在しているのは、地域の一体性や結束力を高めるために不可欠であり、その土地で何世代にわたって稲作を続けてきた、という目に見える伝統の継承だということを今回の授業で学んだ。
  23. 灌漑のように歴史ある効果的な技術であっても、導入に際しては現地の特徴を十分に考慮しそれに合わせた持続可能性のあるスタイルの提案が重要であること。 "
  24. 水の管理と農作業、文化的な祭りがリンクしているところがおもしろかった。 塩類集積をはじめとした問題もあるが効率的な農地利用や農地の回復という解決手段が求められると感じた。"
  25. 土地改良の重要性を改めて感じました。将来的に農業用水の存在は重要になると思うのでしっかり勉強したいです。
  26. In the discussion on the world irrigation pamphlet, when we were talking about the interesting point that the population has increased, but agricultural water use has remained flat, the professor mentioned that "the efficiency of water use improves with technology, which is an important part of agriculture". Having said that, I still think the issue of irrigation in the world is still an important point to consider.
  27. 異なる天候でも全ての条件を利用して灌漑を行う努力は重要だと思いました。今まで農業のイメージはどうしても日本の気候を大前提に考えてしまい、灌漑や湛水などを深く考えたことありませんでしたが、講義でいろんな気候で灌漑をする努力を学び、今までのイメージが狭いものだと思いました。
  28. 農業においては、適度な水や栄養豊富な土の存在など条件の揃った環境が必要で、そのために農業基盤整備は重要である。
  29. Helping other countries requires not only sufficient technical capacity, but also a full understanding of and adaptation to local culture in order to play a role
  30. 文化は不条理なものである事を認識しました。そして、人が都会に集まっているにも関わらず、世界の一人当たりの耕地面積が減少している事を知りました、灌漑農業の重要性を知りました。そして古くからの文化と水の管理が結ばれている所があり、先人の知恵が文化にこもっている事を改めて認識できました。
  31. 農業をするためには水の確保が必須である。そのためにその土地に応じて様々な土地改良事業が行われてきている。たくさん作れればいいというわけではなく、土地に応じて持続可能的な農業を模索していく必要がある。
  32. I learned that Japan has technology that enables large-scale and high-precision flood control. There are various water management practices in various regions of the world, and I felt that development that makes use of each other's characteristics would be useful.
  33. 雨季などの貴重な水の有効活用をはじめの有限である水を有効的に利用し管理できる技術
  34. Japan cannot be self-sufficient on its own agriculturally; supporting the world will help Japan.
  35. Different approaches to irrigation should be adopted for different types of areas.
  36. 農業は専門外なので、単語として知っていた農業用語が実際に動いてる事業の一つとして解像度が高まったように思えた。
  37. 灌漑の目的と活用は地域によって違うところ。
  38. 歴史勉強します…
  39. 日本では感じられない水不足という問題を知りことができました
  40. When we want to increase agricultural production, we should take the actual conditions into account, such as soil nutrient levels, population, weather, etc.
  41. 農業用水の使用量の増加
  42. 世界人口の増加に伴う食糧生産の需要も増えつつ、耕地や水などの資源が限られている中、それらの利用と調達の仕方も重要になってきたこと。また、水問題を巡って、国または地域によって異なる農村社会形態が形成されてきたこと。
  43. 日本は農業の従事者の後継ぎがいないために農業の拡大が難しいこと。
  44. 農業を行うためには、基盤の整備が重要であるということ。

Q1-2.中西教員の講義で重要だと思ったことを 1 つ挙げてください。

  1. トマトに砂糖をかけて食べていたという嘘みたいな話を聞いて、植物育種によって私たちの食生活の水準が大きく改善されてきたということを実感することができました。また、気候変動に伴い、それに対応できるような植物が植物育種によって日々作り続けられているという事実がとても印象に残りました。
  2. カドミウムを吸収しないイネを遺伝的操作によって育種できるというのが興味深かった。
  3. 日本国内の農業体系を身を以て実感した上で海外での農業体系と比較するという中西先生からの学習のヒントが重要であると思いました。
  4. 食味や収量を落とさずに機能を追加する事で世界の食糧問題解決の一助になり得ること。
  5. 日本の米需要を考えても生産量を増やすことはさほど重要ではなく、人が少なくても収量が高いことを目指すことが重要だと考えられる。そのためにIoTが注目されている。需要が少ないからこそ、品種を増やして選んでもらうようにする必要がある
  6. 日本の稲作技術をただ移転するのではなく、現地の手法や文化も考慮しなければいけない点が難しいと思いました。
  7. 米を美味しくするのは米の品種だけでなく保存技術にのよることを知りました。米を美味しくするだけで無く低Cd変異体や体に良い米を作る重要性を知りました。植物の育種の難しさがわかりました。 "
  8. 育種には膨大な種類をかけ合わせることで生まれて新品種ができる。 昨今では負担軽減のため日本では機械化が進んでいる一方アジア圏の国々では日本の数十年前の形式が利用されているが経済的面もかかわっている。"
  9. 日本以外の国では現在でもカドミウム被害が存在し、低カドミウムのイネの品種を作ることが求められていること。 "
  10. 田植にはいろんな精密機械が使われる、人手、時間とコストが減らします。 稲作のプロセスが思ったより複雑し、かなり時間がかかります。 イネの品種の違いがわかりました。(あっさりともっちり品種とか) コシヒカリの遺伝子が変異体と元のあきたこまちとのハイブリッドを通して、あきたこまちRもカドミウム耐性になります。今後別の品種にカドミウム耐性の変異遺伝子を導入することも可能かもしれません。"
  11. 米離れが進む中お米を食べる人を増やすために品種改良を行われるのも重要だと思うが、低カドミウム米のような環境問題に対応した品種を開発することに品種改良の意義を感じた。
  12. イネ育種に種々の環境ストレス耐性をはじめとしたさまざまな需要が求められていること
  13. 農業機械を使うことにより、人手不足などの問題を解決できます。ゲノム編集をすることにより、カドミウムをほとんど吸収しないコメや、鉄イオンがなくても育つコメを育種することができるようになりました。
  14. 東南アジアやアフリカでの問題をイネの遺伝子組み換えにより解決
  15. 農業に関する様々な問題について、ゲノム編集や遺伝子組み換えの技術から問題解決に取り組むことの重要性や、実際の我々に直結する安全性。
  16. 今までコメの品種などを気にしたことはなかったのですが、ゲノム編集などによって様々な種類が生み出されていることを初めて知りました。日本人の主食はコメであり、普段から食べているはずなのに、日本の稲作についてほとんど知らなかったので、日本人としてもっと勉強しなければいけないと思いました。
  17. 遺伝子組換えの技術で遺伝子改良によって、地域に必要とされる特性を取り入れることができ、地域にあわせた品種を出すことに役立つ
  18. 植物、特に稲に関して、改良の方向性が時によって、また地域によって異なることが当然ではあるが面白いと感じた。こと日本に関しては、作り過ぎてしまうほどに多くのコメができることから単なる収量をこれ以上追い求めることはないが、労働力が少なくなることが予想されることから、省力化や効率化が重視されていたり、より高級でも食味として優れたものが好まれるようになっていることからブランド米の開発が進んだりと、近年のニーズに合わせて開発、改良の方向性が決定づけられていることがわかって興味深いと思った。技術開発と同時に、ゲノム編集と遺伝子組み換えの混同などを乗り越えて、新機能を持ったゲノム編集植物の活躍できる場所を増やすことも重要だと感じた。
  19. 米の消費量が減っている日本では、省力化して、作業できる人間が少なくても多く取れることを目指している
  20. カドミウムが身近にあること。
  21. 田植えをする前に床土づくりや育苗など行う作業がたくさんあり、田植えをした後も田んぼの管理・被害が出ないように対策をする必要があって、自分たちが普段食べているお米はたくさんの工程を経ていることに感動しました。この授業で、カドミウムを吸収しない稲や鉄分不足しがちな現代人のための稲を作るためにバイオテクノロジーを活用しており、時代に応じて人々の健康を気遣うためにバイオテクノロジーを活用していくことが大事だと思いました。
  22. ゲノム編集や遺伝子組み換えにも様々な方法が存在しており、それらを時と場合によって使い分けることで、最適な品種を生み出していることを学んだ。
  23. 技術的な問題を解決することが出来ても、あるいは合理的な方法を考えても、現地の人々に受け入れてもらうためには文化的、環境的背景に基づく新たな問題が生じる可能性があり、それについても考慮する必要があるということ。
  24. 米の消費が少なくなっており、そのための品種改良もなされているということであるが、飽食が当たり前の世界から食糧不足に変化したとしてやはり米食のありがたみを感じねばならないなと感じた。
  25. 日本の稲作は農家の努力で発展してきたもので、作業が膨大だと改めて感じました。
  26. Low cadmium コシヒカリ rice can significantly enable humans to reduce cadmium intake from food, and the effect is significant because rice is consumed in larger quantities than other crops.
  27. 遺伝子組み換え作物で、色々作れることがわかりました。問題や気になるポイントに気づき、お米にいろんなものを求め、そしてその解決策を遺伝子レベルで探す方法があってこそ、いろんな品種が人工育成されたと思いました。
  28. 米の消費が多い人々にとって、低カドミウム米の存在は非常に重要になる。
  29. Have a deeper understanding of rice production around the world
  30. 米を美味しくするのは品種だけではなく、保存技術にもよることを知りました。米を美味しくするだけでは無く、低Cd変異体や体に良い米を作る重要性を知りました。植物育種の難しさを知りました。
  31. 稲作の日本のトレンドと品種改良について学んだ。遺伝子組み換えの話は目新しいものが多く楽しかった。しっかり農業の全体的なトレンドを掴んでおく必要があると感じた。
  32. The teacher introduced the advanced technology of rice cultivation in Japan, such as the application of automation in rice cultivation, the field experiment of gene editing rice and so on, mainly by sharing many agricultural news and a lot of statistical data.
  33. ドロンと無人機を利用するスマート農業 
  34. In recent years, all kinds of methods, like genome editing, have been used to create crops with new useful traits to accelerate rice yield and breed high-quality varieties
  35. Although more new types of rice are being cultivated, the total amount of rice consumed is decreasing.
  36. お米のブランディングについての具体的な手法に関するお話が興味深かった。
  37. 育種で作物の旨さと栄養を上がるところ。
  38. 世界を見る前にまず日本の農業を見ろ。
  39. 自分の国の農業体系を学んで比較することが大切なんだと学びました。
  40. The food which we contact with them every day in our daily lives, actually it is the result of many people's efforts. The researchers did so much research on mechanical automation, genetic recombination, etc.
  41. 人類が直面している農学的な問題の解決策として品種改良は有効な対策である。
  42. スマート農業の発展、ゲノム編集などのバイオテクノロジーによるコメ品種の開発、またはコメの食味や栄養などの特性を向上すること
  43. 日本以外の国では現在でもカドミウム被害が存在し、低カドミウムのイネの品種を作ることが求められていること。
  44. 環境や需要に応じた品種改良

Q1-3.加藤教員の講義で重要だと思ったことを 1 つ挙げてください。

  1. オーストラリアにおける稲作と日本の稲作とでは、その手法だけでなく文化や感覚にも大きな違いがあることを認識することができました。また諸外国の農業を写真を見るという機会もあまりないため、新鮮な気持ちで話を聴くことができました。
  2. 日本で優れている・効率的であると考えられている技術をただ持っていくのではなく、現地の文化を受け入れたうえでそこで何ができるのかを考えること。
  3. 日本の農家さんは伝統的に手間をかけて、執念で多収の稲作を目指してきた。昨今の省力化の流れのなかで、頭だけで考えてしまうとこうした農家さんの思いや意図が見えなくなってしまうのではないか。美しいと思う稲作のあり方が国や文化によって異なる。
  4. 長い稲作の歴史の中で、様々な地域で文化と融合した稲作の手法が知れて面白かったです。
  5. 研究者としての視点だけではなく、農民視点になる必要があることを改めて認識できました。
  6. 気候だけでなくその土地に生活する人々の文化や慣習も念頭に置いてODAなどの支援方法や研究開発を行って支援を行っていくべきだということ。
  7. 一見非合理的に見えるその地域に独特な農作業でも、彼らにとっては大切な文化なのだということ。 "
  8. 先進国の農業にはよく機器を使うけど、東南アジアの写真を見ると、途上国はまた人が簡単な道具でコツコツ作業を行っている気がします。なので、途上国にもこのような機器を導入すれば、すごく助かると思います。 肥料の量を決めるアプリがありますが、量が農民の経験で決めたものとかなり離れていますので、実験で試せばより科学的な結果が出られるかもしれません。"
  9. 東南アジアでは農業の生産量を考えてみると技術が遅れているイメージがあり、啓蒙的に農業技術を伝授すれば生産量が増えると思っていた。しかし、それぞれの国には様々な文化があり先進国の技術を浸透させることは容易ではないため、先進技術を広めるためにはその国の文化や歴史を考えることが重要であると感じた。
  10. 農業には作物の生産のほかさまざまな文化的産物を生み出すものであるということ
  11. 民族、地域により稲作の方法は異なり、多様性を持ってます。その地域はなぜその稲作方法を選択したの背景と原因を考えることは重要です。
  12. 日本が考えるスタイルとは異なる農地で、生産量向上のために何ができるか
  13. 海外に農業開発技術を持ち込んだり、新技術の開発を行う際には、技術的な合理性のほか現場の農業文化や長い歴史などの背景を踏まえることや、現地の農民の思考・方法を尊重したり、実情に寄り添って考える必要があるということ。
  14. 東南アジアの農業について、今まではただ日本よりも技術が発達していないから伝統的な農業が続いているだけだと思っていたが、今日の講義を聴いてその考え方が覆された。農業のあり方について深く考えさせられたし、またさらに海外の農家の視点などを知ってみたいと思った。
  15. 途上国に先進国からそのまま技術を導入するだけはうまくいかないことが多く、実際の現場の文化や農家さんに接し、政府との協力など技術普及のためにとても重要
  16. 稲作にいかにその地域の伝統や文化が関わっているかを考えることが重要だと感じた。開発に際して考えることとして、農家の立場に立って、とか農家の気持ちになって、と口ではいうが、それはこちらの価値観で考えてもどうしてもわからないことがあるのだと感じた。行ってみて現地の様子を見たり現地の人と交流したりして理解するのが最も有効だとは思うが、少しでも事前に早くその理解を深めるためには、たとえば今回出てきた焼畑が行われてきた歴史であるとか、雨季・乾季など気候の条件であるとか、そういったその地方特有のことをたくさん知ることが必要だと感じた。
  17. 他国に技術を入れると、収量上がる可能性はあるが、受け入れられるかどうかは別問題
  18. 国による農業のスタンスのちがい。
  19. 様々な国の文化の違いによって稲の植え方が異なり、技術的に劣っている植え方をしていても文化を受け入れることで、その国の背景やどんなストーリーがあってこの方法を行っているのか楽しみながら理解することができ、いかに合理的であるか理由をわかったうえで作物栽培研究することが重要だと思いました。
  20. イネと言っても、我々が想像する水田栽培以外にも様々な栽培方法が存在しており、むしろ世界的に見たら、灌漑の水田栽培のほうが珍しいということを学んだ。また、水深約4mの沼でイネを育てることができるのは衝撃的だった。
  21. 日本の農業を感覚的に受け入れるだけでなくその手法に疑問をもつこと、他の地域の稲作を見た時になぜその方法がとられたのか、地理的、気候的な問題、歴史的な流れや感覚の違いなどにも着目しながら考え、自分の常識で頭ごなしに否定しないことは重要であるということ。
  22. 開発の際に農家さんの気持ちを考えねばならない、といった話で研究上考えていることと実際に現場でどのように感じるのかに大きな乖離があるということは常に考えておかないといけないと感じた。
  23. 私の父も農業を楽しんで行ってきました。私自身も手伝う時は楽しんでやっています。なので授業中に登場した本のフレーズに共感しました。
  24. The stage of applying science and technology to the field must take into account the culture and ways of thinking of the local people.
  25. 技術更新をどれだけしても、農家さんに受け入れなければ使えないことが心に響きました。どうしてメリットをいくら説明してもいい技術を使いたがらないだろうと怒るのではなく、農家さん(実際作物を作っている人)の心情を考慮しながらプレゼンしないといけないことが大事だと思うようになりました。
  26. 現地調査で実際に農業に触れてみると、意外な学びや気付きが得られうる。
  27. For foreign technical agricultural assistance, it is also necessary to consider local conditions and provide flexible assistance
  28. 研究者の視点だけでなく、当地の農民の視点になる必要がある事を改めて認識できました。
  29. 様々な種類のイネ栽培があると学んだ。東南アジア地域を中心に学んだが、とても不安定であるが文化に根付いた農業をしていると感じた。他の途上国の地域でも同じような状況なのであろう。援助をするとしても様々な点から考えて判断する必要があり、ただトップダウン式に行うのではなく現地の方々と混ざって、きちんと議論した上で技術を導入していかなければいけない。
  30. It was impressive that the way of thinking about rice cultivation is markedly different between Japan and other countries. In particular, it was quite easy to understand why Japan places importance on the process of diligence and effort based on agriculture.
  31. 農業と人間の生活との密接な結びがあること、例えば気候や文化によって農業技術や農民の姿勢が大きく変わるという
  32. The techniques of agricultural production are very different for farmers in different regions, because of the climate and traditions caused by the region. But at the present economic level, the existing methods have their validity and we should help them with respect.
  33. The process of growing rice varies greatly from country to country. This difference is usually related to the historical background of the country/region itself.
  34. 農業の「暑苦しさ」、「根性」のようなものを俯瞰的かつ冷静に話しているのが印象的だった。
  35. 国によって栽培方法が違うところ。
  36. 農業とどう向き合うか
  37. 農学は単に科学や理論で収まる学問ではなく人が関わっているという点で倫理的な視点が重要なんだと学びました。
  38. Various factors such as historical background, economic status, literacy, etc. are reflected in the farmers' daily life and farming practices.
  39. 国が違えば稲作に対する価値観も違う
  40. 先進国と途上国における稲作の違いは地域文化と繋がっていること
  41. 一見非合理的に見える農作業でも、彼らにとっては大切な文化なのだということ。
  42. 熱帯農業の多様性
  43. 農業が単なる食糧生産作業ではなく、その国の文化と密接に結びついているということ

Q1-4.総合討論「環境と農業」で取り上げてほしいテーマを書いてください。

  1. 気候変動に伴う農業の変化
  2. 去年行われた合理性と根性論の話の内容が気になりました。
  3. アフリカにおける食糧事情が今後どのように変化していくのか
  4. 農学の工業化による環境汚染問題の解決方法
  5. 環境の異なる生産地(海外)においてどのような視点から支援に手を付けていくべきなのか
  6. 我が国における食料自給率の上昇に向けた対策の提案
  7. 日本はアジアの僅かな先進国として、稲作のプロセスは他の国と比べるとどれぐらい技術が高いだろう。
  8. 途上国の農業を発展させるために、最新の科学技術とその国の文化をどれぐらいの優先度で考慮するか。
  9. 日本では遺伝子組換え作物に対する理解が進んでいない印象で、国民からは倦厭される傾向にあるが、海外とりわけ今回授業で扱われた国々では遺伝子組換え作物はどう捉えられているのか
  10. ゲノム編集農作物は自然界の遺伝子プールを汚染しますか。どのように管理していましたか。
  11. 途上国の作物生産で、国が農家の最低賃金を保証することはできないのか
  12. 農業業界での人手不足や食料の需要増加、環境保全、サステイナビリティなどの課題があるなかで、農業の手法や管理を完全に機械化することについて
  13. 東南アジアの農家と日本の農家の間には、毎日の農作業に対してモチベーションに違いがあるのか。またどのような違いか。
  14. 途上国で技術を導入する際に伝統行事とぶつからないようにどこで線を引くか、合理性や効率性を常に優先することができるかについて知りたい "
  15. 溝口先生のおっしゃっていた「農業が持つ経済的な価値にならない部分」をどう評価するか。 文化と文明について、現代の「祭」のような伝統行事は特に日本では形骸化しているような部分があると感じる。農業などの地域の生活に根ざしたものが「文化」だとするならばそのようなただの「伝統」「文化」を形だけ引き継ぐことに意味はないと個人的には思うが、農業の変化に沿った新しい文化のあり方はどうあるべきか、とても難しいし農業に直接関係ないかもしれないが気になる。"
  16. 伝統的な農業において、先進的なものが取り入れられたことがドローンを例に紹介されていたが、文化を越えて新しい技術が受け入れられる要因は何が考えられるか
  17. 皆さんの考える近未来農業とは
  18. 発展途上国に対して農業の最先端技術を積極的に導入するにはどうすべきか
  19. 日本人にとって稲作は、「食料」としての側面だけでなく「宗教」的な側面もあるように思えますが、本日の授業の中では、そのあたりにほとんど触れていなかったので議論の余地はあるように思えます。
  20. 世界各地で農業の手法が形成される中での環境的要因(災害や土地制約など)と文化的要因(価値観や感覚含む)及びその相互作用について "
  21. 農業のアドバイスをすることで(東南アジアの国々に)その土地の農家に軋轢を生む可能性、それらを回避するにはどうすべきなのか。 施肥の観点での国際的な支援や技術の応用などもなされているのか。"
  22. 日本がさらに食料生産するためにはどうしたらよいか
  23. Will the cultivation of genome-edited crops and transgenic crops have a negative impact on bioethical and ecological issues or not?
  24. 中国では、今の野菜や肉は昔のと比べて味が薄いとよく言われています。それは農薬のせいだとも言われています。授業でも、先生は昔に比べてお米がおいしくなっているとおっしゃいましたので、日本では同じような現象がないのかなと思いました。どうしてこのような違いが生じているのかなと。
  25. 遺伝子組み換え食品の開発が増えることによる生態系への懸念点
  26. How well do people in Southeast Asia study the agricultural frontier? What studies have been conducted in collaboration with Japan?
  27. 農業の工業化による環境汚染問題と解決方法
  28. 加藤先生の講義でおっしゃっていた肥料を撒く量を示してくれるアプリ開発において、農家の方々の現状がわかった今、どのようなUIにすれば農家の方々が使ってくれるようになるのか。
  29. automation and gene editing of rice
  30. ゲノム編集と生命倫理
  31. How to deal with the resistance of local people when the latest technologies, such as the cultivation of genome-edited crops, are disseminated to farmers in developing countries.
  32. How to make GM crops more acceptable to people (especially in developing countries).
  33. 近年様々な分野でDXの必要性が注目されていますが農業におけるDXの事例、展望などについて知りたいです。
  34. 今のところ、多くの国はゲノム編集農作物禁止されていると思っています。許可するために、どのような計画ありますか
  35. 今後農業はどうなっていくのか、環境との向き合い方
  36. 文化と農業のつながりを学びたいです
  37. How to reduce farmers' burden and improve agricultural production efficiency
  38. オーストラリア人の稲作の方法には驚いたが、逆に外国人が驚く日本人の栽培方法
  39. 途上国では女性が苗取り等重労働に従事し、その一部の原因は男性が都市に出稼ぎをしているのでしょうか?また、米の消費の減少は日本の食料自給水準へどのような影響を与えられるのでしょうか?
  40. 我が国における食料自給率の上昇の対策の討論
  41. 農業と文化の関係について

Q1-5.1日目の講義の感想を書いてください。

  1. 先生方が闊達に議論している姿を見れる機会というものは滅多にないため、楽しくお話を伺うことができました。文化と農業の関係についてあまり考えたことがなかったので、この講義をきっかけとして考えていきたいと思いました。
  2. 現地に入る際に、最も気をつけていることについて "
  3. 様々な議論を聞いて自分の意見と照らし合わせて考えることができました。 更に学域横断的に学んでいきたいと思える授業でした。" "
  4. 先生たちの専門分野がそれぞれですので、てっきり講義の内容が難しいと思いましたが、案外わかりやすいです。様々な分野の話を聞いてすごく勉強になりました。 私はオンラインでぼーっとしやすいタイプなので、対面の方がより集中できるので、ハイブリッドだとしても、教室に行きました。"
  5. 私は植物の環境ストレス応答の研究を行っているが、それらストレスに対して耐性の作物を作るだけでは農業が抱える問題への直接的な答えにならないということを痛感した。
  6. とても面白い講義と思っています。最後の総合討論は興味深いです。合理性と根性、必ずどちらが正しいという訳ではないので、農業の改善は両方を合わせて、総合的な遠慮が必要です。
  7. 環境と農業という広いテーマにおいて、各先生の授業で様々な視点から農業の現状やその手法、海外の文化を捉えて考えることができた。全ての講義においてたくさんの写真が使用されており、非常にわかりやすく、現場の様子を知ることができ、多くの情報を得られ充実した時間だった。
  8. 長丁場でしたが、広い視点で農学を考える1日でした。 "
  9. 私は普段何気なく食べているお米はいろいろな工程を経て手元に届いていることを知って、たくさんの人の知力と労力がかかっている素晴らしい食料だと思い、感動しました。 また、国や文化の違いによって稲の栽培方法が異なり、その違いには国の背景や合理性を考えたうえでの最適な栽培方法であるため、そこを理解して発展途上国で作物栽培研究をすることは大事だと思いました。 討論では自分の思いつかないような問題を提起して議論しあったのでとても面白かったです。"
  10. 「食料」がもつダイバーシティを改めて痛感しました。我々が日常から口にしている「コメ」はただ食料としての役割をもっているだけではなく、それ以外にも重要な側面を有しており、もし農林水産省等に就職する機会があったら、そのような側面にも留意しながら政策決定を行っていかなければならないと思いました。 "
  11. なぜこの授業のテーマとして農業と文化が並んで選ばれているのか受講前はわからなかったが、3つの授業を通じてあらゆる条件が全く異なり、また育てる農家の感覚や状況も異なる世界各国の農業について考える際には、その文化についての理解を深めなければ現地にとって実用的な新技術の導入は不可能であるということに気が付いた。 総合討論の最初の議題では合理性と根性論がテーマであったが、日本では根性論で粘ってもある程度結果が出るというのが大きいのではとも思った。また捨てるほど場所も選べないというのもあるのではと感じた。 余談ですが田植えの時に歌を歌うのかという話について、長期間にわたって長時間同一の農作業を繰り返しているうちに、黙々と作業していた集団の気が滅入ってしまい音楽を流すことにした経験があるので、終わりの見えない作業が長く続く環境では歌が利用されたこともあるのではと個人的には思います。" "
  12. 今回の講義の中で最後のディスカッションは非常に興味深かった。 その中で原発事故の話から科学に対する国民の信頼といった旨のお話があった。 それについてぼんやりと考えていたが、やはりリスクと改革はトレードオフな関係にあり、一方だけが強く存在して他方を規定するようなことがあってはならずあくまで等価にそれぞれを見据えていかなければならないと感じた(特に長期的に)。 科学が浸透した今、データに基づいた議論ということに対する抵抗はあまり見受けられないと感じるし、その中でGMや原発などの理解を浸透させるには教育系メディアやインフルエンサーを頼ることや四半世紀ほどの時間の経過が必要なのではないかと感じた。 国際的な農業のやり方などを知る機会は乏しかったので新鮮な情報と出会えて嬉しかった。"
  13. どの先生の講義も面白かったです。特に、現地のやり方が想像以上に文化を持っていて本で理論を勉強するだけではだめだと痛感しました。現場に行った先生方の声を聴けて理系の強みを感じました。
  14. とても楽しい授業、先生は優しくて、このような授業、みんなの積極的な発言、本当に多くのことを勉強しました。同時に自分はゲノム編集と遺伝子組み換え実験に関連しています。今日は中西先生が私の多くの質問を解決してもらって、今日の先生と同学に感謝しています。
  15. 日本では当たり前のように行なっていることでも、他国では行われていなかったり、逆に日本には無い考えを持っていたりと、同じ農業でも様々な形態や問題があるということに気付くことができ興味深く感じた。 "
  16. Learned a lot of agricultural knowledge at home and abroad and related trade status. The question session also has a further understanding of the ethical issues of genetic engineering Most of my research topics are related to genetic engineering, which is an ideal technology to promote green transformation, so that crops can be high-yield, have higher tolerance, and be healthier and nutritious. These are the goals of green transformation."
  17. 討論中にゲノム編集の話が面白かったです。私も研究で微生物のゲノム編集を行なっております。自分個人の感覚としては、食品製造(お酢、ナタデココなど)などで使われる場合、万が一ゲノム編集微生物が食料に混入し、腸内細菌への水平伝播が起こり、人の体に何かしら影響を及ぼすのが怖いです。
  18. I think Japan has a long history of agricultural culture, especially rice, which is the staple food. Today's course not only let me know about traditional Japanese agriculture, but also let me know about some cutting-edge technologies that Japan is trying to integrate into agriculture, as well as the agricultural situation of other developing countries.
  19. 講義の部分はもちろん、最後の議論もとても面白かったです。取り上げてほしいテーマについてディスカッションさせていただいてありがとうございます。
  20. With the development of mankind, agricultural methods have constantly progressed. In countries that are already advanced in agriculture, the pursuit of higher yields is not the only objective, land resources are a key issue for sustainable development.
  21. I heard a lot of ideas in this class that I hadn't heard before. I think it's very interesting. For example, the field investigation may be different from the theoretical results, and the impact of the history and culture of different countries on agriculture. I think these are very important for the macro thinking of agriculture, so I think I have gained a lot.
  22. 色々な視点から農学を学べました。
  23. Although I think the development of smart agriculture is more efficient, it is a little bit hard for farmers to accept and change their traditional thoughts and ways of working. Besides that, we should analyze the practical conditons, continuously revise the program in the process of execution.
  24. オンライン参加者も議論に参加しやすい形で授業を実施してくださりありがたかったです。(この項目だけ回答を失念していたので別に送信しています。)(前のアンケートも送信したつもりが実は送信できておらず、送信が遅れてしまいました、申し訳ありません)
  25. 有機作物や合理的な農業など定義が曖昧なまま議論されていくと根本的な解決にはならないということを実感した。
  26. 農業開発において、先進国は発展途上国に単に技術を投入すればいいというわけではなくて、もちろん技術を投入するためのお金の問題もあるが、文化的な背景も考えていく必要があるということが開発を難しくしているということが知れて良かった。 "
  27. 海外の現地フィールドに行った経験がなく、現地の文化を肌で感じたことが無いので海外実習がより楽しみになりました。 先生同士での討論を聞いているのもあまりない機会だったので楽しかったです。"
  28. 題目にある「文化」というものが、農業や開発に関してとても大きな存在感を持っているファクターであることがわかって面白かった。工業と農業を比較した時に、後者は自然を相手にすることであり、人の生命維持や健康、毎日の生活に関わることであることから、より「文化」というものが密接に結びつき、切り離せないものであるのだろうと感じた。根性論的農業がいいとは私も思わない。しかし上記の理由により、根性論的アプローチによる各地の独自の進化というプロセスがこと農業には不可欠なのではないかと考えている。どこでも再現可能な工業的な生産のモデルは農業には応用できない気がする。科学を根拠に、より合理的な生産を目指すことには賛成だが、突き詰めていくと地球上どこでも通用する普遍的な技術は農業には存在し得ないと思うので、各地でその地域の最適解を探していく「研究のプロセス」や「科学のプロセス」には泥臭い根性的な部分がどうしても必要だと思う。
  29. 3回の講義だけで今までの自分の農業に対する考え方が大きく変わりました。より良い農業開発をしていくにはどのような心構えで進めればいいのか、合理的な農業と伝統的な農業の考え方、など自分にはなかった視点を今日はたくさん得ることができました。
  30. 稲作をめぐって、特に技術面も各国において稲作のあり方や未解決の問題も、色々な話を知り、面白かったです。
  31. 地域の需要に即するためには小回りの利く、小規模なスマート農業の開発が必要と考えられた。すべてのイネには魂が宿っているという伝統は興味深かった。
  32. DXの質問を取り扱ってもらった者です。非常にためになる議論をありがとうございました。これからの社会に出るにおいて新しい技術にスピード感を持って飛びつける人材でありたいと思いました。
  33. いくら合理的な農法でも、その地域の伝統に応じた適切な変革をしなければそこの地域には受け入れづらいということが驚いた。
  34. 今日の授業内容は個人的に興味深いです。農業といえばやはり合理性だけ考えるものではなく、その中に農業を行う人たちの文化に深く関わっているものだとすごく感じました。合理的と伝統的という質問に対して自分の中で改めて考え直して、大きなスケールを考えると収量の向上が常に求められているが、合理性を追求するばかりでは実際にうまくいかないことが多いの聞いて、そのバランスをどうとればいいかは重要なのではないかと思いました。
  35. 純粋に、教授御三方のお話が面白かったです。「合理vs伝統」の二項対立は、「文明vs文化」と似た構造のような気がします。重要なのは、合理の「理」を経済学的な数値(お金など)だけで考えないことだと思いました。普遍化できないそれぞれの農業様式の「理」を見抜く目を養いたいです。
  36. 日本とオーストラリアの稲作を比較することによって、日本の稲作文化を改めて見つめなおすことができたことがとても興味深く思われました。

1日目2日目3日目2022トップページ


ホームページへ戻る( みぞらぼ, 農学国際専攻, 農学生命科学研究科, 東京大学

amizo[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
Update by mizo (2022.6.8)