東京大学 大学院農学生命科学研究科 アグリコクーン講義「国際農業と文化」

国際農業と文化ゼミナール2024


このページは、受講生のレポートを共有することにより、講義を単に受けっぱなしにせず、自分の考えを主体的に表現し、自分とは異なる視点もあることに気づくことで、より深みのある講義にすることを目的に作成しています。

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Q1-1 溝口先生のイントロ講義で重要だと思ったことを 1 つ挙げてください。

  1. イントロ講義の中で最も印象に残ったのはグローバルフィールド調査である。日本の農業は高い水準を持っているけど、改善の余地もある。したがって、学習或いは援助のために、世界中の様々な場所で農業のフィールド調査を行うことが非常に重要である。私は「食彩の王国」(または他のグルメ番組)で紹介されていたフランスのブレス鶏を思い出した。ブレス鶏を模倣して育てられた日本の鶏の例のように、他地域の農業技術を調査し学ぶことで、高品質な農産物を育てることができる。これが農業調査の意義の一つと思う。
  2. 各テーマの講義や体験から、自分なりに何かを感じとることが大事だと感じた。
  3. 国際的な農業について考える時には地域の文化を考慮することが重要である。
  4. 先進国がODAなどで発展途上国を支援していますが、少し独りよがりな支援であると感じました "
  5. 国際援助する際に、日本が何に対して貢献できるかを考え、途上国の文化や文明を理解する必要があること。 援助側が一方的に利己的にならず、相手のことを深く理解し、援助する必要がある。"
  6. To grow and develop Japan’s agriculture in the long term, collaboration and support with other countries, especially East Asian countries, are very important. Japanese technology for agriculture is advanced; however, the climate, environment, and culture in each country are different. Therefore, collaboration and real experience in the countries are helpful and make it easier to apply Japanese technology in other countries.
  7. 農業特に米栽培について知らないことが多く、日本・世界の農業について現状を知ることが重要だと思った。
  8. 日本の農業技術を他国にも広めることで世界の農業生産を支えるという立ち回りが大事。世界の農業について、その国のニーズを把握すること。
  9. 農業は地域と密接である以上,その地域に独自の文化と価値観を理解することが肝要だと感じた。
  10. 日本の農業技術を他国にも広めることで世界の農業生産を支えるという立ち回りが大事。世界の農業について、その国のニーズを把握すること。
  11. 国際農業と文化を考える上で、現地に対する理解をすることの重要性に関する話が印象的だった。現地の人たちがどのような問題を抱えていて、何を解決したいという意志を持っているのかについて、私たちが理解した上で、協力を行うことが大切だと感じた。
  12. 農業を理解することは私たちの生活を理解することにつながる。
  13. zoomが無音声だったため、聞き取れませんでした。
  14. 国際援助する際に、日本が何に対して貢献できるかを考え、途上国の文化や文明を理解する必要があること。援助側が一方的に利己的にならず、相手のことを深く理解し、援助する必要がある。

Q1-2 中西先生の講義で重要だと思ったことを 1 つ挙げてください。

  1. 一番重要のことは水稲の改良と粮食自給の役割と思う。講義では、水稲改良の多様な方法が紹介された。例えば、水熱条件の調節、育種、遺伝子組み換え技術、そして有害物質の低減技術などである。これらの方法は、粮食の生産量を増加させるだけでなく、水稲により多くの栄養を含ませることも可能にする。私は、水稲の改良が低い自給率による一部の負の影響を緩和することができると考えている。一番重要のことは水稲の改良と粮食自給の役割と思う。講義では、水稲改良の多様な方法が紹介された。例えば、水熱条件の調節、育種、遺伝子組み換え技術、そして有害物質の低減技術などである。これらの方法は、粮食の生産量を増加させるだけでなく、水稲により多くの栄養を含ませることも可能にする。私は、水稲の改良が自給率が低い影響を緩和することができると考えている。
  2. 低Cd米の例のように、何か新しいことを始める時には思いもよらない反対意見が出ることもあるので、誤解を生まないようなコミュニケーションが必要になる。
  3. 収入を得ることが難しい農家にとって、さまざまな影響を考慮して対策を講じるのはコストがかかり、痛手である。研究機関ができることとしては、育種して育てやすい作物にすることで、農家が農作業する際に、負担が少なくできるようにすることができる。また、そのような技術は途上国でも普及できる可能性もあるが、現地のコストなど状況を考慮する必要がある。
  4. 科学的コミュニケーションの重要性とむずかしさ
  5. The rice export percentage in Japan is not high compared to other countries in the world. The use of genome editing in crops can increase the performance and quality of the products. With the effect of climate change on the world today, it is also possible to use genome editing to improve crop cultivation under stressful conditions. However, the application of genome editing in agriculture in Japan has still been negotiated between those who oppose and agree.
  6. カドミウムについて、多くを米から摂取されること。イタイイタイ病の恐ろしさは何度も知らされたので、それを予防する手段であるカドミウム吸収耐性の米は重要で面白いと思った。
  7. 稲の胚にイオンビームを当ててCdを吸収しないようにするという手法は出荷する時の基準もクリアし食の安全につながるのでいいと思う。現地に広めるには気分的によくないという人もいる。お米以外にも手を加えられてい作物もあるしそれらを食べてきているということを知る必要があると思いました。放射線の有用性への理解も必要だと思いました。
  8. 稲作にドローンが導入されていることを知らなかったです。サイエンスコミュニケーションの重要性を感じました。
  9. 科学技術を現場に実装する際は,適切な情報提供をしたうえで反論を受け止めていく必要性があるのだとわかった。同時に,反対主義への対応を論理的に進めるには苦労があり,効果的なメソッドを経験知から集積できたら良いと思った。
  10. あきたこまちRをどのようにして多くの人に受け入れてもらうかはとても難しい課題であると感じた。私たちも、不安に感じている人が具体的に何に対して不安に感じているのかを知る努力が必要ではないかと感じた。
  11. 不安を敏感に感じる消費者を納得させることは難しい。
  12. 稲の胚にイオンビームを当ててCdを吸収しないようにするという手法は出荷する時の基準もクリアし食の安全につながるのでいいと思う。現地に広めるには気分的によくないという人もいる。お米以外にも手を加えられてい作物もあるしそれらを食べてきているということを知る必要があると思いました。放射線の有用性への理解も必要だと思いました。
  13. 秋田こまちRの最後のディスカッションに興味ありました。もう少し長くクラス全員と話し合いたいと思いました。私が思ったのは、ワークショップの形で反対意見の方を実際に秋田こまちRの開発プロセスに参加・体験して、”怖い”品種ではないことを実感できる場をつくったらいいかなと思いました。
  14. カドミウム基準値を超過することで出荷量が減少することへの対策として低カドミウム米が開発されているにもかかわらず、農家の中にも導入反対者がいることが興味深いと思った。導入反対運動が一つのコミュニティとなっているという理由だけで反対派になる層がいると聞いたことがあり、本気で導入に尽力している側がどのくらい反対意見を考慮すべきなのか、考えるのは難しいと感じた。

Q1-3 溝口先生の講義で重要だと思ったことを 1 つ挙げてください。

  1. 最も重要なことは、水資源の不均衡が農業生産に大きな不公平をもたらしていることだと考える。全体として、水資源は異なる地域と国、そして異なる時期において大きな差異がある。多くの先進国は豊富で均衡の取れた降水量を楽しみ一方で、一部の発展途上国は十分な水を得ることができない。この不均衡は農業生産にも影響を及ぼしており、水資源が豊富な地域では安定して高い農業生産量が見られるのに対し、水資源が不足している地域では食料を輸入する必要がある。たとえ先進的な技術や地域に適した農業体系があっても、水資源の不均衡の影響を完全に減少することはできない。
  2. かんがいの種類の多さに驚いた。それぞれの地域や文化を反映した結果だということが伝わり、重要だと感じた。
  3. 農業は作物を得るのみならず、水管理における共同体などを通じて多面的機能を発揮し、文化的な側面を持つ。
  4. 世界の農業について理解するには地域による水資源へのアクセス難度の違いと、灌漑のメリット・デメリットを把握して、実際にどのように利用されているのかを知ることが必要となる。共同体による水管理は日本以外でも行われており、水の公平な分配に寄与している。
  5. 伝統的な灌漑施設を作って、管理している伝統的な共同体がある。その共同体はただのグループではなく、お祭りを行ったり、社会的結束があったりするような社会的役割も果たしている。
  6. The freshwater available for humans accounts for a small part of the water on the planet, and the usage of water is quickly increasing over time. Therefore, it is necessary to expand irrigated arable land and increase the supply of agricultural water. One thing that impressed me was that agriculture has multi-function roles. It doesn’t only produce food; it also plays a role in connecting people through festivals and other activities.
  7. I found most interesting the parts about water bringing communities. From PMI to local festivals, agriculture has the power to empower communities. Irrigation being a main driver to agriculture, it makes sense that it also drives farmers and all those that live around.
  8. 農業生産維持のためには,灌漑が地域ベースに成立していることが重要だと感じた。地域の特性にあわせたPIMの成功事例を多く見てみたいと思った。
  9. かんがいの種類の多さ。地域や文化による違いがたくさん見られ、面白いと思った。
  10. 灌漑施設の維持はトップダウンだと難しく、ボトムアップの方が伝統として受け継がれやすい。これは組織の運営とも共通する興味深い性質である。
  11. アメリカの地下水の話に感銘を受けました。水を大切にというのは当たり前かもしれませんが、いまいちど考えなければならない問題なのかもしれません。
  12. 共同体による水管理は、世界の各地域で見られること。
  13. どの地域でも上手に限られた水を循環させることが重要。また、農業は食糧生産だけでなく、人のつながり・文化の機能をはたすことを忘れないようにしたいと思った。
  14. かんがいのシステムは農業に携わっている一部の人のみが管理するものであるというイメージを勝手に持っていて、参加型かんがい管理(PIM)の考え方を今日初めて知りました。より多くの人がこの考え方についてまずは知ることが大切なのではないかと思います。また、以前カリフォルニアを訪れた時にsalton lakeを見たことがあるのですが、塩類集積の話を聞いて、なぜあの湖の塩分濃度があそこまで高かったのか、理解することができました。
  15. 水資源は有限であり、それらを有効活用する重要性を改めて実感しました。

Q1-4 加藤先生の講義で重要だと思ったことを 1 つ挙げてください。

  1. 農業は文化に根付いているということが実例を踏まえて理解することができた。
  2. 私は、講義の中で最も重要な点は、稲作が形成した文化だと考える。講義で述べられているように、相撲と「米」「田」の関係、灌漑工事が日常風景の一部となっていることが挙げられる。さらに、地域ごとに異なる稲作文化が徐々に発展した。例えば、バングラデシュの浮稲、日本の米パン、そして雲南省の棚田などが挙げられる。
  3. 同じ国でも宗教や文化、土壌の異なる地域で、稲作の形態、問題も異なることがわかった。
  4. I found the different farming cultures in various regions very interesting to learn about. I was unaware of the diversity of attitudes towards making rice, let alone how it ties closely to the topology and irrigation. I enjoyed the final discussion and found everyone’s ideas intriguing.
  5. I found the different farming cultures in various regions very interesting to learn about. I was unaware of the diversity of attitudes towards making rice, let alone how it ties closely to the topology and irrigation. I enjoyed the final discussion and found everyone’s ideas intriguing.
  6. 経済的利益だけではない、農村文化や農民の価値観に根付く稲作(果樹栽培と稲作の選択)がみられること
  7. 灌漑水田が発展していない国は水管理の徹底(特に排水)を行うことが重要。現地の農家が赤字になることを理解しているうえでコメを栽培するのは経済的なものではなく文化的な背景が絡んでいるということ。農業(稲作)はコミュニティーが大切で、そこで協力し合わないといけない。
  8. 途上国の農業を一口に改善すると言っても,農家の認識・人間関係・人口や面積等基礎情報の有無など,ローカルな課題・特徴によって柔軟に解決策を考える必要がある。カウンターパートと農家をプロジェクトの初期から巻き込んで息の長い策をつくることは大切だが,結局は行ってみないとわからないことのほうが多そうだ。
  9. 研究に関する持ちネタを準備してみたいと思います
  10. 住民に何か導入するとき、ハード面のことだけではなく、住民にどのように普及するか、普及した後の状況を考慮するなどソフト面を考える必要もある。 日本の農業はスマート農業ではなく、もともと執念強い農業である。"
  11. In the beginning, I am impressed with the sentence “The heart of the farmer is reflected in the growth of plant”. I really agreed with it. Besides, during the class, sensei also introduce a lot of oversea agriculture projects. It is really helpful and helped me to understand more clearly and deeply about rice cultivation in different countries.
  12. 佐賀段階のように、限られた資源の中で農業の成果を挙げた方法は、途上国の農業支援に応用できるということ。
  13. 稲作を行うと赤字になることは分かっていても、稲作を続ける理由として米を近所に配ると言った文化的な背景があるという話が印象的でした。途上国で農業に関わる人の価値観を理解した上で、農業・開発支援を行うことが重要であると感じました。

Q1-5.総合討論「環境と農業」で取り上げてほしいテーマを書いてください。

  1. 本日の講義内容を中心に。
  2. ゲノム編集作物と遺伝子組み換え作物がどのようにしたら受け入れられるのか。
  3. 地域循環と農業のつながりについて知りたいです。
  4. フィールドワークでは負のバックグラウンドについても考慮する必要があることに気がつきました。今後もこのようなディスカッションがあると良いです。
  5. 現地の文化や気質を尊重しつつ、技術発展を支援することについて
  6. 総合討論の中で最も重要だと思う点は、農地のインフラである。グループ1とグループ2はどちらも、灌漑においてインフラが最も重要であると考えており、特に農地整備や灌漑水路、機械の重要性を強調している。グループ3は新技術を利用して、灌漑の公平性と効率性を高めるための解決策を提案している。発展途上国にとって、農地の地理的位置や気候条件は温帯の先進国に比べて不利であり、洪水、台風、干ばつ、凹凸のある地形などが農業の障害となっている。そのため、発展途上国が農業を発展させるためには、良好なインフラが必要不可欠であると思う。
  7. Automatic pump system control (water rainfall, temperature) and information sharing maps of irrigation systems.
  8. 当たり前のように考えている開発支援や農業支援をなぜ行うのかについて、改めて考える良い機会になりました。
  9. 新たな灌漑技術や、灌漑の普及のためにできること、考えられること
  10. 遺伝子組み換え作物を推進するべきか?

Q1-6.1日目の講義の感想を書いてください。

  1. 中西先生の話における低カドミウムイネ品種の導入に対する反対意見や、加藤先生の話における経済的利益以外の文化的要素を視野に入れた稲作など、必ずしも合理性や理屈だけでは上手く話が進まなかったり結果が予測できなかったりする事象が、農業と社会の関係という文脈では頻繁にみられるのだろうと感じ、そこまで考えを巡らせながら農業の勉強をしていきたいと思った。
  2. あきたこまちRの話で反対意見の分を読んだときに遺伝子組み換え作物の普及に難しさを痛感しました。農業は技術提供だけでなく、そのコミュニティーの中に入っていき、現地の農家の人と仲良く協力していかないといけないと分かった。日本の発展途上国への立場は上から目線で自己満足なのだろうか、と考えさせられた。
  3. 佐賀段階がなぜ佐賀だったのかについて、個人的には、海外から新しいものが沢山入ってきた長崎県の隣で、その様子を目の当たりにしてきたことで、当時の先進的な技術を取り入れることができたのかもしれないなと考えました。
  4. 最後のディスカッションで、過去の歴史について議論できたので有意義だと感じました。
  5. 支援する際に、部族の特徴について考える必要があり、勤勉な部族には支援が行き当たりやすいなど、プロジェクトの親和性と、地域へのプロジェクトの効果性について考える必要があるということが分かった。政府やJICAが支援事業をするときに、長期的な視点や、途上国の文化的なことを考慮して、計画策定ができればいいなと感じた。そのためには、それぞれの政府機関で働く人たちが、考えや認識を変える必要がある。現地で援助をしていて問題を認識している人たちや研究者の人たちと共に議論する機会や、現地の状況を知る機会があるのだと感じた。
  6. 今日の講義では、日本および他国の稲作について学びました。以前は、稲作の歴史や文化的意義についてよく知らなかった。しかし、今日は日本の稲作の歴史や、稲作がどのように生活に溶け込み、異なる文化へと発展してきたかを理解した。さらに、いろんな稲作の影響要因についても学びた。育種、遺伝子組み換え、あるいはインフラの整備に関係なく、最終的な目的は安定した収量の増加を確保することです。今日の気候変動や反グローバル化の時代において、我々は食料危機に直面する可能性が高い。したがって、農学の学生として、我々は生物学、化学、工学の方法を駆使して、皆の食卓を守る必要があると思う。
  7. All lectures are very helpful, and three sensei are very nice. I have been approached a lot of knowledges and real experience relating agriculture in many countries. Especially, the discussion at the end is very impressive and interesting.
  8. 農業にはその地域の文化が深く関わっており、現地の課題やニーズを理解して技術的な介入をするにはそういった理解や社会的なアプローチなど多角的な知識が必要になることが分かった。
  9. I was surprised in how culture affects the way people practice agriculture, especially in Asia. Openness in building communities and collaborating depends on the local people, and it is important to be mindful of relations when coming into projects. No matter how innovative or efficient a project can be, building trust and rapport is crucial in its success regardless of the country.
  10. 3人の先生方の講義は、どれも違った分野の話でしたが、共通して、農業の背景にある文化的なバックグラウンドを理解することの大切さを感じることができました。農学という学問は改めて横断的な分野で、様々な視点からその課題を捉える必要があると思いました。
  11. 農業を用いることで、どのようにして農業を楽にできるかという話から、地域コミュニティと連携させること、人々の生活を豊かにすることへと議論が発展させるにはどうすれば良いのかと考えさせられることになった。特に、現地の人々の理解を得ながら、農業を発展させることのバランスを考えるのが難しかったように思える。この2つを行うことで、人々が生活を豊かになると考えると、双方を同時に行う海外のプロジェクトがいかに大変であるかを知った。また、グループディスカッションを行う楽しさを再認識できた。実際に行うかは置いておいて、自分たちにとって何が考えられるか議論できる機会がある講義は貴重なので、最後の討論は面白かった。
  12. 他学部・他学科と交流できたことで新鮮な考えを得られた。
  13. 農業技術を導入するだけではなくて,受け入れてもらい,かつ続けてもらうことを目標にプロジェクトを進める必要があるとわかった。

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Update by mizo (2024.6.5)